技術士受験ガイド
■その他、第一次試験における留意事項
●受験する「技術部門」の選択について
技術士試験の「技術部門」は、第一次試験と第二次試験で同一のものとする必要はありません。たとえば、第一次試験を環境部門で合格された方が、第二次試験を受験するにおいて電気電子部門を選択することも可能です。
また、技術士補の登録の際には、合格した技術部門と同一の技術部門の補助しようとする技術士をひとり決めて申請する必要があります。
第一次試験で受験する「技術部門」の選択においては、次の要素を考慮しましょう。
- 将来目指す技術部門を選択する。
- 大学で卒業した学科等に類似する技術部門を選択する。
- 過去の問題の分析等により、合格しやすい技術部門を選択する。
- 補助しやすい技術士と同一の技術部門を選択する。
●文部科学省による「試験実施大綱」と「試験合否決定基準」
文部科学省では、技術士実施に際し、毎年「試験実施大綱」と「試験合否決定基準」を定めています。以下、第一次試験におけるその要点を抜粋して記します。
【試験実施大綱】(平成17年度)
1. 試験の程度
- 共通科目:大学の自然科学系学部の教養教育程度
- 共通科目・専門科目:大学の自然科学系学の専門教育程度
2. 試験は筆記により行い、全科目択一式
3. 試験の問題の種類
- 基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題(解答時間1時間、配点15点満点)
- 適正科目:技術士法第4章の規定の遵守に関する適正を問う問題(解答時間1時間、配点15点満点)
- 共通科目:技術士補として必要な共通的基礎知識を問う問題(解答時間2時間、配点40点満点)
- 専門科目:当該技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題(解答時間2時間、配点50点満点)
4. 計算尺、電卓(プログラム機能がないものに限る)等は使用できる
【試験合否決定基準】(平成17年度)
- 基礎科目:40%以上の得点が必要(基礎科目及び専門科目の得点の合計は50%以上)
- 適正科目:50%以上の得点が必要
- 共通科目:2科目それぞれで、科目の平均点以上の得点が必要
- 専門科目:40%以上の得点が必要(基礎科目及び専門科目の得点の合計は50%以上)
●「技術士補」の登録について
技術士第一次試験に合格して「登録」手続きを行うと、「技術士補」を名乗ることができます。
事務登録は(社)日本技術士会が行っており、「技術士補登録の手引(技術士補登録申請書等用紙付)」は、(社)日本技術士会及び各支部等で頒布されています。
技術士補の登録を行う際に必要な種類等は、次の通りです。
- 基礎科目:40%以上の得点が必要(基礎科目及び専門科目の得点の合計は50%以上)
- 適正科目:50%以上の得点が必要
- 共通科目:2科目それぞれで、科目の平均点以上の得点が必要
- 専門科目:40%以上の得点が必要(基礎科目及び専門科目の得点の合計は50%以上)
新規登録の場合、登録申請書を提出してから30日間から45日間の期間を経ると、「技術士補登録証」が発行されます。
なお、第二次試験の受験は、技術士補の登録なしでも可能ですので、ご留意ください。










